コンテンツのターゲットから外れるとき

こちらでコンビニのターゲット層から外れていてクヨクヨしたという記事を書いたのですが、何にでもターゲットというものがありますよね。

(リンクを埋め込む方法をやっと覚えました。やったね!)

映画や漫画、ドラマも、多くのものは商品なので、対象とする読者層や観客層というものを設定しています。

例えばわたしが、その漫画や映画を読んだり観たりして消費するとき、楽しいなとか感動したなとか思う。おそらくわたしはその作品からターゲットにされていて、楽しませてもらっているのです。

映画なんかは、一回観て、合う。とか合わない。と判断できるのですが、今連載している漫画や小説はどうでしょうか。

たとえば鬼滅。わたしは一応全部読みましたが(本誌派ではなく、連載終了あたりにまとめて読みました)ラストあたりが特に合いませんでした。もちろん全体としては楽しく読んだんですけどね。無惨様のお顔が好きです。

そう、連載しているものというのは、本当にわたし向けで、わたしはこの作品に向いているのか、わからない!という問題があるのです。

作品を追っていくと、ああなんか合わなくなってきたな。と思った経験がある方は多いんじゃないかと思います。

もちろんわたしもこの漫画のココはなんか変だよなと思ったらそう呟くし、ここは好きではないと思ったらそう言うと思います。が…

完全にターゲットから外れた。と思ったら、去るしか無いのです。それに対する消費活動をやめます。

作者さんや作家さん、原作者さん、監督さんは、それが良いと思ってやっている。それが作りたいからやっていると考えるべきです。(もちろん結果的にそうなってしまった…という作品もあると思うけど、その内心のことは外野からは見えません)

それが、わたしが欲しいものと違うなら、わたしはお呼びではないのです。

コンビニに行っても食べられるものがないんだったら、買う必要はない。コンビニへ行っても、ああ自分はここのお客さんではないんだ、と行くたびに感じるだけだと思うんですね。

人間は変わっていくし、作品も変わっていく場合もあるので、最初は好きだったのに受け付けなくなったな…みたいなこともあります。

好きだったもののターゲットから外れたときは寂しいけど、作品がもう一度自分をターゲット層にすることって、少ないんじゃないかと思うから、

そういうときは諦めます。

人生諦めが肝心!