100回目の日記

この(日)記は、お正月に日記帳を買えなかったことから始まりました。

それまでわたしは二次創作をしており、日記を書く暇さえありませんでした。

いやそれは全然嘘なんですけど。暇があって何か文章を打つなら二次創作した方がいいやん。みたいな感じがありました。しかし、最近は何も萌えるものがないので、暇を潰すためということで、日記を始めたんです。

100回続けて日記を書いてみての発見というのは、「意外に書くことあるな」ということでした。書くこと100個なんて、普通に考えてあるわけないですよね。けど、一日ひとつの日記を書くことなら、別にそんなに無理じゃないかな。という感じになります。書くこと100個は今は思いつかないけど、今日書く分のことは思いつく。みたいな。

同時に、「書きたくもないこと書いても仕方がないし、言いたいこともないのに口を開く意味はない」ということも再確認しました。これは前から思っていたことですが、「とにかく意見を出して」「自分はどう思っているか示して」と言われることが多くないですか。これって無意味ですよね。感想文とかでもそうだったけど、何も思ってないのに書く必要はないのです。

とにかく何か思っていないといけない、何か書かないといけない。何か示さないと発言できないから。自分がそこにいるということを示すには、何かを表現しなければならない、みたいなの、ほんと変ですよね。YESともNOとも思ってなくて何も考えてないのに、その件について何か表明しないといけないと思っているから何か言うみたいなの。

絵を描かないと画家じゃない、何か書かないと作家じゃない。何も書きたいものはないのに。何か考えないとただの葦。

何も言わないということで非難されることもありますが、何も考えてない、何も感じていないのに何かを言うことはすごく変だなと思います。何も感じなくて、何も考えなかったなら、それで終わりだし、それ以上は無いのです。そして誰もかもが何もかもに対して、何かを感じたり、何かを考えたりすることができるとは限りません。

 

去年も日記帳を買いましたが、二日間しか書きませんでした。ですがなぜかこの(日)記は100回続けることができたので、今後も何か書くことがあれば書いていきたいと思います。書かなくてもいいかなとか、書くこともないなと思ったらやめたいと思います。

ていうか早く次のジャンルが決まるといいよね、そしたら日記書く暇なんてなくなると思うからさ。