推しキャラが別CPに立ち塞がる敵になっているときに出る汁
今日はキャラから出る煮汁の話をしようと思います。煮汁といっても、今回に関してはキャラのボディを本当に煮たわけではないので期待はずれですみません。
推しキャラをAとします。例えばわたしはこのAに非常な執着を抱き邪な目で見ています。キャラに対する愛情です。
そして、B×Cあるいは C×Bというカップリングがあります。A、B、Cは無関係ではなく、原作からしてかなり強めの関係性があります。
二次創作でB×CあるいはC×Bに立ち塞がる敵としてのAが描かれるとき、汁が出るのです。わたしはこの汁が異常に好きなのです。
Aが凶悪であればあるほど、強ければ強いほど良いです。力関係として、Aには基本的にBもCも逆らえません。
A>>>>>B>C、A>B=C
あるいは
C>A>B>Cといったように、グーチョキパーの関係であることもあります。
BとCの組み合わせですが、世間一般的に「よい関係」「褒められるような関係」の方が良いです。ああ、BちゃんCちゃん、どうかくっついて!そうしたろハッピーエンドなのに!と言われるような関係です。
・健全な恋愛関係
・真っ当な主従関係(そんなものあります?)
・双方の合意がある関係
・Cは Bのことを敬っておりBはCを庇護したいと思うような関係
・Bが破滅に進むのをCが押し留めそうな関係
などです。
Aは邪悪です。
AがBの生命を握っていたり、いろいろな理由でBは Aに弱みを握られていたりAに忠誠を誓っていたり。Aが強すぎるため、懸命にくっつこうとするB×Cあるいは C×Bは困難に直面するのです。
誤解してほしくないのは、AがB×CあるいはC×Bの当て馬になっているわけではないということ、当て馬になることがわたしの萌えではないということ。ここが誤解されやすいんですよ。
当て馬になってるAちゃん、可哀想でかわいい。みたいな、そんなことでは決してありません。
BとC、あわやくっつかないのか!?くっつけないのか!なんと無情!というスパイスにAは使われている…とも言えるかもしれないですが、ここを盛り上げるためには、Aが美しく強く過激で最高であることが必要なんです。
もうめっちゃ汁が出るって!!!煮汁が!!!!!
Aは一発でBのことをプチっと殺してしまうかもしれない!!Bも相当強いがAは百年に一度の天災級のやつだから抵抗は無理!
CがせっかくBを連れ戻そうと頑張ったのにAがあらゆる意味で強すぎるために、Bは結局Aと一緒に爆発して死んじゃってCは二人とも救えなかった心の傷を一生引きずっていくのかもしれない!!!
めっちゃ強くカッコいいBがAには歯が立たない!!!これがこの世!!!CはAに憎しみが募るものの何もできない!それがこの世!!!
BにはCがやっと訪れた救いなのに、CはBが好きなのに、AがBをCからやすやすと取り上げた!!Aには他にもたくさん持ってるのに!
Aちゃんなんて美しくて強くて最高に……可愛い〜!!!!!!世界はお前のもんだよ!!!!!!!
というふうに煮汁を舐めているのですが、そうしているとブクマがB×Cあるいは C×Bが多くなり、「お前は本当にAが好きなのか」と背信を疑われます。お前はスパイなんじゃないかと(怖すぎる)
何せわたしの主食はA×BあるいはB×Aなのです。A×B、B×Aの人にとってはB×C、C×Bは地雷なことが多い。しかもB×C、C×Bはいわゆる王道。
けどね、そこには素敵でチャーミングなAがいるのよ。
B×C、C×Bを書いている人も別に過激で素敵なAをお見せしよう!という気持ちで書いているのではないだろうから、わたしには読まれたくないんじゃないかと思う。いつも汁を吸いにきてすみません。虫だと思って許して。