色付きお菓子への妄執
親が、着色料絶許派だったので、小さい頃は白っぽいお菓子しか基本食べられませんでした。
保存料とか、ショートニングとかマーガリンなんかはそんなに絶許じゃなかったのに、なんで着色料だけあんなに絶許だったんだろう。謎ですね。
クチナシとかの天然着色料で着色してある、発色の微妙な優しいお色のお菓子は許されてたので、赤1号とか青20号とかの人工着色料に限り超絶許だったのです。
今は天然着色料を使っているものでもわりと色鮮やかなお菓子が売ってるけど、わたしが子供だった頃は天然着色料=まじで微妙な色でした。
スイートファクトリーといって、計り売りのお店があります。結構閉店してるけど今でもたまーに見かけます。
わたしそこが大好きで、よく親に連れて行ってもらったんですが、そこでも色付きのお菓子はダメでした。なので白いラムネとか白っぽいグミだけを計り売りの会計に持って行ってました。悲しい。あんなに色とりどりのガムとか飴、グミベルトがあるのに!?庭ちゃんは白いおやつしかダメですよーって……
人工着色料といっても認可されてるわけだし、人体的に大丈夫だから添加されてるわけなので親の方針は過敏すぎだったわけだけど、口に入るものを徹底的に精査する方針だったことには感謝しています。愛はまあ感じますよね。
で、わたしは大人になりました。
色付きグミへの妄執が止まりません。
あれですよ。親がオタクにすまいとして漫画やアニメなどのコンテンツから遠ざけていたら、逆にそういったコンテンツに執着するようになり、超オタクになってしまったみたいな。あれです。
特にベルト状のカラフルなグミへの執着がすごいです。あれ美味しいんですよね。カルディで売ってます(カルディにめっちゃ行く人)
しかも、科学技術が進化したからなのかなんなのか、かなり色鮮やかなのに、天然着色料のものが増えてるんですよね!前からあったらこんなことにはならなかったのに!
スイートファクトリーにも自由に行けるようになりました。そう、大人になってからも行ってるんですよ。お子さんに混じってグミとかラムネをすくっては袋に入れ、レジの店員さんに計ってもらっているんです。こわいね。こわいか?別にいいだろ。
シャベルみたいなのでお客さんが自分ですくって計量に行くシステムのスイートファクトリーは、このコロナ禍だとまじでちょっとな…という感じが否めないし、
どんどん閉店してるしで寂しいけど、
あそこは欲望が満たされる夢の場所です。